映画館『銀座シネパトス』が閉館します!
俺の大好きな映画館『銀座シネパトス』が閉館します@@;
それに伴い
尊敬する映画評論家
樋口尚文さんが格好いい事やります!!
樋口さんとは『銀座シネパトス』で出会い
FBで友達になり明治座の芝居を観て頂き~
以前記事にも書きましたが
先日の『銀座シネパトス』での樋口さんの著書
「テレビ・トラベラー」出版イベントで初めて御挨拶し~
その穏やで懐の深い人柄に触れ~
そのイベントで再び映画やドラマに対する
作品は勿論の事~作り手に対しての愛を感じました ^^
そんな樋口さんがやってくれます!
どうぞ皆さんこの出来事を盛り上げて下さい!!
そして どうぞ協力して下さい!!!
~以下 樋口尚文さんの文です~
今日発表となりましたが、劇場用映画を監督することになりました。
いくつもの新聞でもとりあげられ、ツイッターも賑わしているので
ご存知の方もいるかもしれません(東京新聞は夕刊の一面でした)。
私がこよなく愛し、往年の名画を発掘する共犯関係を築いてきた映画館・銀座シネパトスが、
この春、震災の影響で東京都から立ち退き命令を受けました。
わが映画のサンクチュアリが、なんと震災のせいで消えてしまう!
力を落としている支配人に、怒りで血が逆流した私は思いつきで即座に言いました。
このままギブアップなんてとんでもない、ここはひとつ消えゆくシネパトスの劇場を舞台にした
映画を作って、ラストロードショー作品にしよう、震災に映画で逆襲しようと!
ただそんなことを思いついても資金もインフラもあるわけではなく、
それから今日まで私は少々気がふれたかという勢いで、
これはというスタッフ、キャストの皆様のところをめぐり歩いて、
このプロジェクトになんとか参加して頂けないかと
熱っぽく語りまくってきました(FBで「とあるプロジェクト」と言い続けてきたのは実はこの件)。
結果、まず報道に出た秋吉久美子さん、香川京子さん、染谷将太さんを筆頭に
ちょっと信じられない20数名のオールスターキャストの出演が決まり、
堂々たるキャリアのスタッフの参加もとりつけました。
この全貌はまた追って発表しますが、私は感激で涙を禁じ得ませんでした。
これは皆さんの放射能や震災の憂欝をぶっとばせという気概が生んだ
<奇跡の映画>です。
初秋、このあたたかな皆さまのお力を得て、
ニッポンの今をみまう災厄から逃れてきた観客たちが映画館の客席でまきおこす
休憩時間の物語、ずばりタイトルは「インターミッション」という映画を作ります。
いったいどういうことになるのやら私もドキドキしています。
公開は来年2月23日(土)から閉館の日(!)3月31日(日)まで、
文字通り銀座シネパトスのラスト・ショーです。
皆さん、このイカれた50才映画評論家の暴挙をどうか応援してやってください!!
日本経済新聞の記事から→NIKKEI
Love&Peace★KINYA
by kikuchi-kinya | 2012-07-22 18:09