死は身近だ。

二日続けて知人が亡くなった。

お一方はココでも書きましたが癌を告知されて食事療法で一年数ヶ月頑張ってた72歳の方。

意識が無くなって後数時間と言われたのに生還した猛者。後日逢いに行き肩を抱き硬い握手をしてカミさんと三人で写真を撮った。

逆に生きるエネルギーを貰った…その力強さに正直驚いた。それから10日後…静かに旅立った。

昨夜はその写真とお父さんが止めてた酒を注ぎ…献杯した。

有り難う。頑張ったね。

もうお一方は同じ建物に住んでるお婆様。人懐っこい方で、妻もそうだがよく世間話を立ち話でしてたんです。

「トトロ」に出てくるメイとサツキのお婆ちゃんの様な人。(笑)

この間、シシャモを貰ったばかりだったのにぃ。

それは突然だった、朝、自宅の玄関で倒れて…旅立った。

色々な思いが駆け巡るが身内の方や親しい方が言ってた。病気がちだったけど幸せだよ…病院で切り刻まれて苦しんで逝くより。

そうかもしれない…いや、そう思う。

死は身近だ。

住んでる建物の住人も含めて周りは高齢者が多い。何十年後の自分を想像させてくれる嫌でも。(笑)

ここの自治会は亡くなった方に住人全員から五百円を集めて渡す事にしている。

全員が式に行くとは限らない。少しでも何かの足しにしてくれたらと昔からやっている事らしい。

下町…良い風習だと俺は思う。

今回は俺が集める係で亡くなった事の説明をしながら回るのですが、お年寄りは話好きで一軒一軒が長い立ち話。(笑)

この時間がいいんですよ〜頑張って生きてます皆さん!

その中の一人に俺が、お婆ちゃんも足元に気をつけてね。と言ったら笑顔で…菊池さんもね。

正直ゾッとした。そうだよ何もお年寄りだけとは限らない。一瞬気が引き締まった。

死は身近だ。

どう生きるかは、どう死ぬかだ。

死ぬために想像という準備を。


写真 故郷の北海道にある蘭島の夕日を贈ります。

f0061797_15070426.jpg



.
[PR]

by kikuchi-kinya | 2016-09-15 14:59  

<< 『Chef〜三ツ星の給食〜』に... とりあえず呑む >>