2017年 09月 11日 ( 1 )

 

『大林宣彦映画祭2017』in 新文芸坐

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『大林宣彦映画祭2017』in 新文芸坐にやっと参戦出来た。6月に浅草木馬亭で公演した「寝取られ宗介」をご観劇下さった映画監督・映画評論家の樋口尚文さんが渾身でプロデュースしたこの映画祭です。


末期癌にもかかわらず新作『花筺』を完成させた映画への愛の塊の人、大林監督への愛返しの映画祭と言っても過言ではありません。


偶然にも真後ろの関係者席に樋口さんが座ったのでお互いにビックリ。逢えないと思ってたので少しだけお話が出来て良かった。


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大林監督作品を観たのはいわゆる全盛期の尾道三部作(転校生、時をかける少女、さびしんぼう)からの作品10本ほどでしょうか。


その中でもやはり『転校生』『さびしんぼう』『ふたり』は好きでしたね。


尾道には30年ほど前に舞台の裏方のバイトとして訪れたのが最初で、もちろんロケ地巡りをしました。笑 


その後、劇団で芝居の公演を打ちに役者として再訪した時は本当に感無量でした。やはりその時もロケ地巡りをしました。笑


でも瀬戸内海はいいですね〜大三島には仕事で何度も訪れてますし、穏やかであの独特の雰囲気が好きです。


100年以上前にお袋方の祖先が広島県から北海道へ開拓で渡ってますので、もしかしたらご縁があるのかもしれませんね…無理矢理ですが。笑


この日の大林作品は両作品とも原作が赤川次郎さんで1995年/141分『あした』と1991年/150分『ふたり』はどちらも大作です。


『あした』は初めて拝見しましたが、どんなにハードなシーンでも大林マジックで感情豊かな演出でグイグイ引き込まれますし何よりクスッと笑える。テンポが良く決して暗くはならない終わり方は見事です。


そして登場人物が皆が愛おしい。エンドロールで観る側をおセンチにさせる。また好きな作品が増えました。。。


そして『ふたり』。当時の『ふたり』を観た時と歳を重ねてから観るのとは、また感じ方が違うんですね。


前とは涙するシーンも違ってたり。作品的には当時よりも今の方がヘビーに感じたり。人物がイキイキと生きてる姿と裏の心の葛藤を上手く見え隠れさせ観客に感情移入させる演出。


にしても第九のコンサートのシーンは改めて大林監督の凄さが分かります。


そして主演 石田ひかりの真骨頂ですね。多感な頃の揺れ動く感情…思春期から少し大人に成長するまでを見事に演じてます。とにかくチャーミングで芯が強くて魅力的ですね。水泳をやってたと聞いてたので背筋見事でした。笑


そして親友を演じてた柴山智加も主人公を支える子番長的な存在で好演してました。


『あした』でも好演し『青春デンデケデケデケ』では主人公を演じてアカデミー賞新人賞を受賞した大林組の林泰文も坊主役でいい味を出してました。


その7年後に智加と、8年後に林と、そして9年後に、ひかりちゃんと同じ舞台に立つとは…何ともまあ人生はオモロイものよのぉ。


今回の作品を智加と林と一緒に観るのも乙と思い連絡しましたがタイミングが合わず残念。


トークショーは両作品に出演してた中江有里さんとMCにはプロデューサーの樋口尚文さんが壇上。


撮影裏話や共演者とのエピソードや大林監督の仕事ぶりなど中々聞けない貴重なトークショーで堪能しました。


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『大林宣彦映画祭2017』in 新文芸坐は17日(日)まで開催してますので是非ともご来場をお勧めします。


やはり映画は画面ではなくスクリーンですね!


大林監督の最新作『花筺』が楽しみだ。。。




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by kikuchi-kinya | 2017-09-11 17:34