川谷拓三さん
生誕70年 川谷拓三映画祭
に行って来た
『3000回殺された男の美学』
『3000回殺された男』 という拓三さんの自伝が出版された時
真っ先に購読した事を思い出します
本当に役者としても人間としても尊敬してる方なんです ^^
大部屋時代
斬られ役 殺され役を演やらせたら右に出る役者はいない
そう言わしめる程 死に様が凄いんです!
その人の人生を見せる
そんな死に様
「仁義なき戦い」を見ればそれが分かります
深作監督や五社監督 中島監督や河合監督
そして勝新太郎さん
色々な監督 役者さんから 「拓ボン」 と呼ばれ愛された役者さんなんですよ ^^
いや~~~久し振りに見た
『薄化粧』 五社監督 主演 緒方拳
やっぱ面白いわ!
役者の迫力 映画本来の優雅さって独特なんですよ~
俺はそれが大好きでね~~~
画を観れば伝わって来ます!
現場の熱が伝わって来ます!
脱獄殺人犯の緒方さんはもちろん
小林稔侍さんのリアルな迫力!
そして
執拗に犯人を追いかける刑事役の拓三さんは
人間味溢れててイイんです!
二本目は
『幕末青春グラフィティRonin坂本竜馬』 河合監督 主演 武田鉄矢
これは本当に大好きで持ってるんですが
やっぱりスクリーンで観ると格別ですね ^^
今では贅沢な配役なんですよ~~
チョイ役でブレイク前の陣内さんや内藤さん
他にもそんな役者さんが出てて
ワクワクするんです!!
それに
現場は青春モノだけにかなり熱かったんだろうな!
想像出来る作品です!
何せ河合監督ですからね~~それに武田さん @@
叫び過ぎて咽が枯れてますもん!
竜馬が殺された獅子達に向けて語る長台詞2箇所あるんですが
圧巻です @@
拓三さんの桂小五郎はハマッてました~~しかも笑えます ^^
トークショウでは両作品に出演されていた
竹中直人さんと拓三さんの息子で役者の仁科くん
もうね~~~そっくりでね~~生き返ったかと思えるくらい @@
竹中さんの色々な現場でのエピソードは最高でした ^^
笑い過ぎたわ!!
でも二人とも本当に映画が大好きなんだな~~ひしひしと伝わって来ました~
そして
トークショウの後は
本日三本目
『新・座頭市Ⅱ』 第5話~歌声が市を斬った~
1978年の連ドラです ^^
何と!
16mmフィルムでの上映 @@
ロールチェンジで5分間中断~~^^;;;
建物の下では地下鉄が ゴーーーー!!!
天然な臨場感が場を盛り上げます~
昔
劇団にいた頃
下北沢がホームグラウンドで
劇場 ザ・スズナリで公演中
下のスナックからカラオケの歌声や
外の救急車の音が聞こえてきたり
今は無き
新宿シアタートップス然り
それを含めての公演が何とも言えず泥臭くてイイんです ^^
それ!
これ!
俺の好きなワード
泥臭さ!
それは
ドラマにも映画にも演劇にもあったんです!
時代なのかも知れませんが…
この感覚が
今観ても心に染みるし響くんです!
作り手の気持ちがね~~
伝わるっていうのかな?
本当に
好きなんだよ…
これなんですよね~全ては ^^
類は友を呼ぶ のかな?
グループ魂ですな ^^
兎にも角にも 座頭市Ⅱ
台詞なしのカットが多く
その場の感情~描写で続く画が素晴らしい!!
勝さん独特のカットにニヤニヤしてしまいます~ ^^
やっぱりフィルムはいいですね!
奥行きと質感がいまのビデオとは雲泥の差
やはり
泥臭さを増してくれるんです ^^
川谷拓三
まだ生きていたら
どんな芝居を見せてくれるのか?
松田優作さん然り
想像するだけで
ニヤニヤ ^^ ですわ ^^
俺の解釈でねん ^^
でもこうやって映像に残ってるので…俺には
何時までもあの時代のままで教科書です ^^
幸運なのは
優作さんも拓三さんも
生で逢えた事です ^^
拓三さんに関しては
お鮨をご馳走して頂いた思い出が ^^
しかも
同じ誕生日の義父が昔
拓三さんにお鮨をご馳走してるんです @@
いやいやいや~~
逆に言えば
俺は義父にお鮨をご馳走になった事になる事もないのは
各々の解釈で ^^
12月11日まで銀座のシネパトスで上映中!!!
近くのラーメン激戦区エリアで温まりながら
どう??
本当に
充実した
至福の時間でした ^^
ありがとね!!!!!
お尻は泣いていましたが ^^;;
Love&Peace☆KINYA
by kikuchi-kinya | 2011-11-24 22:20