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舞台『マーブル』

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只今、稽古真っ只中な『幸福な職場』。

その作・演出 きたむらけんじ氏がもう1本、作・演出をしている作品が間もなく本番を迎える。

松尾貴史、松永玲子の新ユニット「π*π」(pie・pie)旗上げ公演 『マーブル』がそれだ。楽しみ!

きたむら氏の舞台を見て深く感銘を受けた松尾、松永からの熱烈なラブコールを受けたきたむら氏が描き出すのは 、新宿ゴールデン街を舞台に「流しの写真屋」とバーのママが織り成す 一筋縄ではいかない大人の物語。

「π*π」(pie・pie)とは… 数々の舞台で共演してきた盟友松尾貴史、松永玲子が新しく立ち上げた演劇ユニット。

【物語】
新宿ゴールデン街の一角にあるバー『夏美』。時は昭和。

店には、写真家を夢見る男と夏美のふたりきり。

「あのさ、流しのギター弾きっているじゃない」

「客のリクエストに応えてギター弾いてお金をもらう」

「そうそう。あれのさ、カメラ版ってどうかな?」

男は「流しの写真屋」として新宿界隈に集う人々を…時代を撮り続けた。

学生運動に青春をかける若者たち、裸体をさらす風俗嬢、照れくさそうな笑顔で写るチンピラ、バブルに浮かれるサラリーマン…どれもカメラマンと被写体との心のつながりが無ければ撮れないショットだ。

そのなかの一枚に夏美の姿がある。

平成のいま…店に飾られている写真は色あせているけれど、若かりし頃の美しさを証明している。
そして、夏美の男にむけた想いも閉じ込めているかのようだ。
しかし、夏美にはどうしても男には言えない秘密があった…。

実在した「流しの写真屋」故・渡辺克巳と渡辺が足繁く通った「新宿ゴールデン街」でのエピソードをヒントに描く…
一筋縄ではいかない虚実入り交じる「大人」の物語。

1月23日(木)~27(月)
作・演出
きたむらけんじ
(劇団東京フェスティバル主宰)
出演者
松尾貴史 
松永玲子(ナイロン100℃)

【場所】下北沢小劇場楽園
【チケット】
前売り/当日共
4800円(全席指定・税込)
詳細は
http://www.nelke.co.jp/stage/piepie/



きんや。


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by kikuchi-kinya | 2014-01-21 02:48  

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