ドラゴン第12回公演『Tth Dark City』行くべし。


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温泉ドラゴン第12回公演『Tth Dark City』…ふと…観なきゃ損をする。そんな気持ちが沸き起こり予定を強引に変更して観劇した。


勘は当たった。


最近では杉村春子賞を受賞したりと脂が乗っている作・演出のシライケイタ。以前、同じ事務所の所属で今も俳優は続けている。


我が国の今の現状…現政権とマスメディア、そして感じているのに発信できない大人たちに対して、俺が言いたい事を作品の中の登場人物がしっかり言ってくれていた。


良くも悪くも世の中をコントロールするのはマスメディアです。ジャーナリストが発信する言葉で左右に揺さぶられる国民。


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物語は70年前に実際に起こった埼玉県本庄市での事件を切っ掛けに記者…ジャーナリストが立ち上がる…そして。


社会派という目線だけではなく本庄市という土地と、そこに住む家族の視点も交えての物語。


ケイタは実際に何度も本庄市に足を運び泊まり殆どの道を隈なく歩き土地に触れたという。


彼が感じた想いと確信が、素晴らしい俳優たちと共に板の上で生きていた。


演劇はまだ死んではいない。


東京演劇アンサンブルが所有する老舗の劇場「ブレヒトの芝居小屋」が今回の小屋だ。


産声を上げて40年余り…観客を魅了し続けたこの小屋も来年の春に取り壊しが決まったらしい。


青年座劇場然り…良い小屋が消えてゆく。


新しい小屋にはない味わい深い佇まいと匂いが観客のワクワク度を上げてくれる…そんな小屋も少なくなって来た。


この芝居。全ての人に観て欲しい。

特に発信するジャーナリストや作家に。


3.11の翌日…とある劇作家と話してた。

今後、作家は描くものの意識が変わるよと。

確かにそうだった。


しかし地獄への突貫工事が始まっている日本の動向に反応する作家は少ない…悲しい事だ。


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この舞台。役者がいい。

大久保鷹さん秀逸です。竜ちゃん(筑波竜一)は良いバランスで屋台骨を支えてた。内田健介は学生の頃から知ってるが太い役者になったなぁ。


温泉ドラゴン第12回公演 

『Tth Dark City』

21日(日)まで「ブレヒトの芝居小屋」で上演中。



温泉ドラゴンHP



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by kikuchi-kinya | 2018-10-16 14:35  

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